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マスダからのお知らせ
2015年12月16日
クリスマス・メッセージ:ペブルス
南アフリカの子供の教育支援施設ペブルス(PEBBLES)から
クリスマスカードが送られてきましたので案内します。
株式会社マスダでは、ドルニエ社のココアヒル・シリーズの販売を通して、
ペブルスの活動を応援しています。
平素からココアヒルワインの販売・購入に関して、
ご協力頂きまして感謝申し上げます。
以下、この機会にちょっと説明を。
南アフリカ・ケープタウンに
ペブルス(PEBBES)という子供の教育支援施設
があります。
(背景)
過去に遡ると、南アフリカの
アパルトヘイト(人種隔離政策)時代(1948-1994年)、
ワイン産業界では、ドップ・システムという、
雇い主(白人)が、労働者(有色人種)に、
給料を現物(ワイン)で払う悪しき習慣がありました。
その結果、労働者の中には、アルコール中毒患者が
増えていきました。
アパルトヘイトの負の遺産で、
今でも、アルコール中毒者は、
南アフリカのケープタウンが世界一多いそうです。
男性が中毒になると、働けなくなり、家庭内暴力も
増えます。そして家庭が崩壊、離婚、母子家庭の増加の
原因となります。
女性が中毒になると、妊娠し、子供が出来ても
アルコール摂取を止めることができなくなり、
ケープタウンには、胎児性アルコール症候群の
子供が沢山生まれました。
その子達は、成長発達の遅れ、注意欠陥、
学習・運動能力などが健常な子供達より劣る
という問題が起こってます。
その問題を解決していこうと、
2004年にペブルス・プロジェクトがスタートしました。
南アフリカ・ワイン産業界も、過去の負の遺産を
解決していこうと、このプロジェクトを全面的に
応援しています。
ペブルスは、ワイナリーの協力を得て、
ワイナリーの敷地内に託児所を設置しました。
そして、親がワイナリーで働いている時間帯に
子供達(0-6歳児)を預かり、世話をします。
また、小中学生に対しては、学校が終わった後も
学童保育として、彼らを預かり、宿題を見たり、
クラブ活動をサポートしたりしています。
2014年時点で、ペブルスは、850人の子供達の成長を
サポートしています。
株式会社マスダでは、2008年からドルニエ社の
ココアヒル・シリーズを輸入・販売し、
輸入1本あたり50円を、このペブルスに寄付しています。
ココアヒル・ワインは、
単に教育支援しているワインではなく、品質も優れています。
ワイン選びに関しては、妥協はしていません。
飲んだことがない人は一度試してみてください。
【子供の未来応援ワイン=ココアヒル・シリーズ】
ドルニエ社のセカンドレンジ。南アフリカの子供の教育も応援するワイン。
輸入1本あたり50円を現地の教育支援基金にあてながら気楽に美味しく飲める味・品質・価格を追求。
ココアヒルワインの輸入で積み立てられた寄付金は、主にPEBBLES(ペブルス)の子供達の美術、芸術活動の費用に充てられています。