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イベント, マスダからのお知らせ
2017年12月10日
南アフリカ・ワインツアー(2018年2/20-28)案内④2/22午後
2/22午後の予定
1.ハーテンバーグ(ステレンボシュ-ボタラリーヒルズ)
ハーテンバーグは、赤ワイン、特にシラーズに秀でた生産者です。
ここのシラーズを飲むと、「さすが!」だな、と感じます。
ということで、ハーテンバーグでは、シラーズの飲み比べ、
古いヴィンテージがあれば、それもトライしたいと思います(交渉中)。
ハーテンバーグを率いるのは、南アフリカワイン業界でも著名なセラーマスターのカール(写真下)。
20年以上もハーテンバーグで醸造に携わっていて、
「ハーテンバーグ=シラーズ・スペシャリスト」の地位を確立した立役者です。
南アフリカでも安定して評価が高いワイナリーは、醸造家は簡単に変えません。
どうしても人が変わると味が変わるからです。
レストランのシェフが変わると味が変わるのと同じです。
●注目ワイン:シラーズ
カール@ハーテンバーグ
2.ペブルス@ハーテンバーグ
<背景>
ペブルス(PEBBLES)は、2004年に子供の教育支援NGOとしてスタートしました。
南アフリカでは、かつてアパルトヘイト(人種隔離政策)時代に、
ワイナリーの労働者が給料の一部を現物支給(ワイン)で もらう時代がありました。
労働者は、ワインをパンや食品と交換したりして生活をしましたが、
一部にワイン漬けになる者(アルコール中毒患者)もいました。
そうなると、男性は働かなくなったり、家庭内で暴力を振るったりして家庭が崩壊していきました。
また、女性が中毒患者になると、妊娠してもアルコールを止めることが出来ず、
身体能力や学習能力に劣る子供達が沢山生まれました。
こうして、ワイン産地である南アフリカ・西ケープ州はアルコール中毒患者が世界で一番多くなりました。
ぺブルスは、このような子供達もきちんと教育すれば、他の子供達と変わらない能力を発揮できるようになるという信念で
ワイナリーを中心に、その労働者達の子供達を昼間預かり、教育のフォローをするようになりました。
今では、多くのワイナリーが協力し、48か所に子供を預かる保育園・学童保育所が出来ました。
こうして、過去の負の遺産を払拭すべく努力しています。
現在ペブルスは、0-16歳程度の子供達1500人以上に教育を施しています。
子供達は、幼児はペブルス保育園で預かってもらい、
小学生は、昼間は子供達は学校に通い、学校が終わったらペブルスにやってきて、
宿題をしたり、クラブ活動をしたりして過ごしています。
マスダでは、2006年以来、ドルニエ社のココアヒル・レンジに50円のシールを貼り、
輸入1本ごとに50円を積み立て、毎年このペブルスに寄付しています。
当日は、ドルニエ社スタッフと一緒にハーテンバーグにあるペブルスを訪問し、
50円プロジェクトの寄付&セレモニーをします。
また、施設の見学、子供達とも触れ合います。
ツアー参加者には、任意で子供達にあげるプレゼントをお願いしています(無ければ大丈夫です)。
・対象:0-16歳程度の男女
・プレゼントで喜ばれるもの:文房具、おもちゃ、ボールなどのスポーツ用具、英語の本(または絵本)など。
(新品である必要はありません。子供が使わなくなった物でOKです。)
ペブルスの子供達
3. カノンコップ(ステレンボシュ-シモンスバーグ)
カノンコップは、南アフリカを代表するトップ生産者の一つで、
同国のアイコン的ワインを作っている生産者です。
ステレンボシュの特にシモンズバーグ地区は、優れた赤ワインの生産地として有名です。
カノンコップには、IWSCで世界最優秀醸造家を3回も取った脅威のワインメーカー、
アブリー・ビスラール(写真下)がいます。
彼も長期にわたり、カノンコップの醸造責任者を務め、世界一のワインを作ってきました。
特にピノタージュ、そしてボルドーブレンドのポールサウアーは、
このワイナリーの看板アイテムです。
カノンコップの凄い所はヴィンテージ差の少ない安定感でしょうか。
伝統を受け継ぎ、全くブレがありません。
既に南アフリカ国内では名前だけならどこにも負けない地位を確立していますが、
それでも飽くなき品質の向上に努めています。
カノンコップのワインは、20年以上熟成しますので、
古いヴィンテージがあれば、試飲してみたい(交渉中)。
また、樹齢の古い畑、ブッシュヴァインの畑も見たいと思います。
夜は、ここで南アフリカ伝統のブライ(BBQ)を頂きます。
カノンコップは赤ワイン生産者ですが、なぜか、ここのブライは魚です。
お楽しみに。
●注目ワイン:ピノタージュ、ボルドーブレンドなど。
アブリー・ビスラール@カノコップ
続く。
●ハーテンバーグ:http://www.hartenbergestate.com/
https://southafricawine.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=2018253&sort=p
●ペブルス:www.pebblesproject.co.za
●ココアヒル(子供の未来応援ワイン):https://southafricawine.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=2018250&sort=p
●カノンコップ:http://www.kanonkop.co.za/
https://southafricawine.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=2135522&sort=p
※予定は現地事情により変更になる場合がございます。